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HSPの女性は離婚率が高い?苦しい結婚生活を送らないために私がお伝えしたい事


ある受講生からこんな質問をいただきました。


「HSPの女性って離婚率が高いんですか?」 「結婚生活が苦しいものになるかもしれないと思うと、恋愛自体も怖くなってしまいます」

ご自身にHSP気質があると気付けたからこそ、新たに始まる周りへの配慮や気遣い。


私と一緒に過ごすことで、相手を疲れさせてしまっていないかな?と考えすぎてしまうのもHSPさんの特徴であり優しさです。


今でこそHSPの私でも、優しい旦那さんと、娘たちと今は穏やかな日々を送っておりますが、 昔は、 もしかしたら離婚した方がいいのかも・・・。 とか、 結婚生活がこんなに苦しいなら、結婚なんてしなければよかった・・・。 と思ったこともありました。


むしろ、職場での悩みより何より帰宅してからの時間が辛いって本当に苦しくて。

今だからこそこうして自身のプライベートな出来事も発信できますが、当時は誰にも話せず仕事で体は疲れているのに家に帰るも辛い状況でした。



そこで今日は、HSPの女性や、奥さん、彼女さんにHSP気質があることが分かった旦那さんや彼氏さんへ、結婚生活を楽しくする3つのポイントをお話しします。


HSP気質もしっかりと理解すれば、夫婦生活は超~円満に変わりますのでご安心くださいね。 【本日の目次】


読みたいのに、ゆっくり読む時間が無い!(涙)という方は、音声で聴いていただけますので、移動時間や何かをしながら、こちらよりどうぞ!!






HSPの女性は離婚率が高いって本当?


HSPの女性が離婚率が高いかどうかですが、私は正直そのデータを見たことがありません。 ではなぜ、離婚率が高いという噂があるのか? 同棲生活や結婚生活をスタートした際、相手に対してこんな事を感じたことはありませんか?


  • 今日、旦那さん(彼)の機嫌が悪いみたいだけど、もしかして私のせいかな?

  • 他の奥さんと比べて、私ってできてない事が多過ぎだから嫌われてしまわないかな?

  • 何でHSPの私のことを全く理解してくれないんだろう?(そもそも理解する気あるのかな?)

  • 子どもの事、家庭の事、私はこんなに色々考えているのに、なんで何も考えずに平気なの?


などなど。


こんな事を日々感じ続けていたら、自分自身も苦しくなりますし、何より旦那さんや彼氏さんも苦しくなってしまいます。


お互い好き同士で一緒になって、毎日隣にいるのに、見えない壁があって伝えられない感じ。


そうなっていると思ったら、相手に理解してもらえるのを待っていても何も変わりません。



もう気付かれていると思いますが、「あなた」が変われば相手が変わり、世界が変わり始めます。


そこで私がお伝えしているのは新たにやってもらいたいことではなく


「止めてもらいたい3つの事」です。

すぐに止められなくても大丈夫。 ご自身のクセに気付けるようになることが第一歩です。


HSPの女性が楽しい結婚生活をおくるためにやめるべきこと



1:すべて完璧にやろうとしない


大好きなパートナーのために朝早く起きてちゃんと朝食を作ってあげたい・・


掃除機は毎日かけていつもお部屋はきれいに・・


夜ご飯もバランス良く・・




あれもこれも色々なことに気がついてしまうHSPさんは全てを完璧にやろうとしたり


妥協することが悪とさえ感じてしまうために、いつでも全力投球で結婚生活を頑張ってしまうことも多いです。




共働きだとそんな時間的な余裕はないですし、子どもが生まれたら更に時間との戦いです。




完璧なパートナーシップを描いていたのに、それができない自分が嫌になる・・


気づいたら結婚生活にアップアップになってしまって結婚生活やパートナーシップを楽しむどころでは無くなってしまいます。




そして私が行き着いた結論は「すべてを完璧にやろうとしない」ということ!




いかに手を抜けるかがポイントになってきます!




「でも手を抜くなんて何だか気持ち悪くて・・」

なんて想っている方は特に要注意です!!




結婚生活で大切なのは何より「心の余裕」です!!!




色々なことに気づいてしまうのがHSPさんの特性ですが、一度にたくさんのことを同時進行するのは得意ではないのもHSPさんの特徴です。




そして特に心のゆとりがなくなると、普段穏やかなHSPさんもイライラしたり、パートナーに当たってみたり・・と悪循環になりがち。





結婚生活やパートナーシップを良いものにしたいのであれば、無理をしない!ちょうどよいバランスを自分で調整していくことをオススメします!






2:一人反省会をやめてみる


真面目で優しいHSPさんに多いのが「一人反省会」 常に相手にとっての自分というものを気にしてしまうHSPさんは、相手が喜んでくれているのか?


幸せを感じてくれているのか?


自分の振る舞いは大丈夫だったか??


そんなことを一人反省会してしまうのも癖になっていることが多いです。



もちろん相手を想う優しい気持ちがあるからなのですが


それ故に自分へのダメ出しや自分の悪かった部分にばかりフォーカスしてしまいがちです。



反省点をばかりを直そうとして、本来HSPさんが出来ている良いことを見落としてしまうことになり


ずっとうまく出来ないからずっと完璧を求めて苦しくなる・・


という負のループにはまってしまい、パートナーに対しても



「もっと褒めてほしい!」

「もっと私を必要としてほしい!」


という気持ちが出てしまい、いつの間にか相手に求めてばかりの重い雰囲気を出してしまいます!



ただでさえ相手を思いやる気持ちが強いHSPさんですから、そんなに心配しなくて大丈夫です!



あなたが思っている感覚は人よりも何百倍も敏感なので相手はそんなに気してないことの方がほとんどです!



パートナーはあなたが楽しそうだったり、機嫌よく過ごしてくれることが何よりも嬉しかったりします。



「あなたと一緒にいれて幸せ!」

「あなたがいたら楽しい!」


そんな気持ちを伝えられたらきっとパートナーは最高に喜んでくれると思いますよ!



反省会で気を病むよりも、してもらって嬉しいこと感謝の気持ちを伝える方が何千倍も愛情が伝わります!






3:相手のために尽くし過ぎない


相手がしてほしいこと、相手が困っていることが手に取るようにわかるからこそ相手に尽くしてしまう・・


これはHSPさんが特に気をつけた方が良い癖ですね!!



まして相手が大切な人なら尚更

「相手のために・・・」

「自分ができることは全てやってあげたい!」

「出来ない事も何とかしてやってあげたい!!」

そう思ってしまうものです。



人に頼りにされたり感謝されることが好きなHSPさんは「相手のために尽くし過ぎてしまう」癖があります。



なのでよくダメな男の人を引き寄せるとか、それこそダメ男くんに育ててしまって離婚率が高い・・などど言われてしまいます。



ポイント!は

「ダメな男の人を自分で引き寄せている」 または 「ダメな男に自分が育ててしまっている!」 という認識を持つこと!!



「ダメな男の人とばかり付き合います・・」これは過去の私ですが・・



本当に何故かHSPさんはダメな男の人に惹かれやすいんです・・・




人間何でもやってもらえたら、それは楽ですし相手がそれで喜んでやってくれるなら・・・ってどこかで甘えが入ってきてしまったり、自分はこういう立ち位置でいいんだなって思ってしまいますよね!



人を助けることも人の役に立つことも悪いことではないですし逆に素晴らしいことではあるんですが、それに漬け込んでといったら失礼ですが、甘えてくる人はいます!!




ここで大切なのは、 「どこまで受け入れてどこまでを受け入れないか」の「境界線を決める!!」ということ。




共感力の高いHSPさんにはこの「境界線を引く」というのは容易ではないと思います。




「そうは言っても困っている人にそんなこと言えない!」

「私が助けないとこの人は困ってしまう!」

「心苦しくてできない!!」



そんな優しいHSPさんこそこの境界線は冷静な時に

はっきりと自分で決めておく必要があります。



相手の問題をまるで自分の問題の様に感じてしまいほっておけなくなるんです!


でもね・・それって冷静に考えるとあなたの問題じゃないことの方が絶対的に多いんです!




絶対に助けてはダメ!!という訳ではなく、「あなたが全てを引き受けなくていい」ということ。




全て解決しなくていいし、全てやってあげなくていいんです!



それをすることで相手をダメ男にしてしまう可能性が高いんです!



あなたがすることは「あなたなら絶対にこの問題解決できるはず!あなたなら大丈夫!!」と相手を心から信じてあげること!


これだけでいいんです!





男性は自分のことを心から信じてくれる人がいることで本来の力を発揮できますし、信頼されているというのはとっても心強いもの。




そして相手が問題をクリアできた時には「やぱりあなたならできると思っていたよ!!頑張ったね!おめでとう!」と励ましてあげましょう!!




そうすることで相手も自分で解決できる力が付きますし、何より応援してくれていたあなたを心から大切にしてくれると思います!



そしてあなた自身も何とかしようとして疲弊する・・なんていうこともなくなるかと思います!




「相手に尽くすことだけが全てではない」ということを知っておいていただけると良いかと思います!




私は、まず上の3つのことを止めただけで大きな変化を感じることができました。 では、止めることができたら、次のステップはやってみてもらいたい事です。





HSPの女性が楽しい結婚生活をおくるためにやるべきこと




1:あえてひとり時間、自分時間を作る


HSPさんにとって自分一人の時間、自分がどんな時間を過ごすかはとても大きな意味を持ちます。

※さっきお話しした一人反省会の時間を作るとはまた全然違います。



人のことは好きだけど、自分以外の人がいることで知らず知らずのうちに気を使っていたり


たくさんの情報が溢れる中にいると、情報に振り回されて自分の本音がわからなくなったりします。




HSPさんは一日の中で自分ひとりで好きなように過ごす時間というものをあらかじめ決めておいてしまうのも良いと思います。




何となく誰かの予定に合わせてしまったり、何となくテレビを見たり、何となく毎日を過ごしていると自分を休憩させることを忘れてしまいます。




自分の周りにある刺激を人一倍受けやすく、疲れやすい特性があるので、疲れたと思ったら少し休む。また回復して元気になって活動したけど疲れたら休む・・・



そんな感じでまとまった時間が確保できない方には、少しずつ休憩を挟むのもおすすめです!



HSPさんにとってひとり時間は休息という面と、自分の好きなことをクリエイティブに考える時間という面もあります。



自分時間を過ごしていると

「こんなに自分に集中できたことないな〜」とか「こんなに満足した時間を過ごしたのは久しぶりだな〜」と感じる方も多いかと思います。




好きなことに集中している時HSPさんはクリエイティブに自分の世界に没頭し新しいアイデアや新しい好奇心やワクワクすることを考えられたります。




このひとり時間、自分時間をおろそかにしてしまうと、イライラしたり疲れが溜まったり、これから先のことが全く見えなくなって憂鬱とした気分になる・・ということも多いです。



大切なパートナーであっても、HSPさんがひとりの時間、自分時間を過ごす意味を自分でしっかりと納得した上で、相手にもこの時間が必要であると事前に伝えておくことでお互いが心地よく程よい距離感で過ごせるようになると思います!





2:相手の気分に振り回されない


一緒に長い時間過ごすということは、お互いに常に機嫌良くいられない時もありますよね。



仕事で何か嫌なことがあったり、疲れていたり、悩みも出てきたりします。



上手くいかなくてイライラして相手に当たってしまうこともあるかもしれない。



あるいは結婚、出産、子育てとさまざまなステージが変わってくる中で本当に色々な壁に当たることがあります。




結婚生活をしていると良くも悪くも一緒にいるパートナーの影響はとても大きな影響を与えますよね。



そして繊細なHSPさんは特に一緒に過ごすパートナーからの影響を受けやすいタイプです!



なのでこれは本当に大切なポイントになりますが、「相手に振り回されない」ということ!!



これはよくご相談でも受けますが

「パートナーの機嫌が悪いのが気になります」 「誰かの文句を言っているのを聞くのが苦しくなります」

「イライラいている雰囲気を感じるとその場にいられなくなります」などなど・・・



些細な気分の変化や空気感を感じ取る力が強いHSPさんは相手の機嫌の悪さにすぐ気が付きますし、その原因が何なのか?それを取り除く事ができないか??などと考えてしまったり、機嫌の悪さはもしかして自分が原因なんじゃないか??とか。



本当に気疲れしますよね・・・



これは職場などでも有効なのでぜひ習得してほしいのですが、相手の気分に振り回されないようにする方法のファーストステップは

「自分がどういう気持ちで過ごしたいのかをまずは決める!」

という事です。



何となく嫌・・・とか機嫌の悪い相手を責めるのではなく、

「自分はどんな感情で過ごしたいのか??」

を決めることが大切です!



私の場合は「常に楽しく過ごしたい」という気持ちが強かったので、その気持ち以外は自分の中で採用しない!そんな感じです。




そしてセカンドステップは

「自分の周りに見えないバリアを作る」です!



「楽しく過ごす」という気持ちしか採用しないので、それ以外の「イライラ」や「焦り」「嫉妬」「怒り」などの感情がきた時には完全シャットアウト!! 


自分の感情の中には入れません!!と心の中で決め切ってください!



イライラしている上司、誰かの文句や悪口を言っている人、怒りを露わにする人・・色々な感情が渦巻いていますが、それは自分の感情ではなく相手の感情です。